RAWイメージング。

実は全部JPEG撮って出し。

新山神社にて。

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久しぶりに東北に戻ってきたらすっかり秋めいていた。

この間まで若草色だった稲は、今ではすっかり稲穂だ。

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脇に鳥居があって、吸い寄せられる。長い階段も併せて魅力的。

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空の色合いがCGのように見えるかもしれないが、C-PLフィルターのせい。

立派な社殿だ。なんと、昭和六年に建てたらしい。昭和にしては貫禄がありすぎる。

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無人であったが、床板がつやつやしているところを見ると、人の気配があるようだ。

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すごいなぁ、どうやって作るんだろ。一度分解してみたいものだ。

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このひさしの部分を組むだけで私ならば飽きちゃうもん。

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本殿なんか、千年パズル。

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三八城(みやぎ)神社にて。

 

八戸支庁付近の三八城公園内の三八城神社にて。

FA31と親睦を深めにいくのだ。

近くでカメラを振り回しても不審がられないのはこのあたりだ。

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ガラガラはいい、いつでも画になる。

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この三八城神社には看板娘がいる。

青と緑の猫車。こいつらが非常にいい味を出している。

風神と雷神、アベルとカイン、列くんと豪くん、・・・

そんな感じ。

今日は珍しくも仕事の途中のようだ。

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定時で帰ったのか、にしては中途半端な片付け。

時にして18:00である。

貴重な、人の気配である。

この被写体ならF2.8かな、

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初めて気づいた「どう見ても砲弾」。

日清・日露戦争のものらしい。

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本当は、八戸に残された「60年代のクソおんぼろアパート」とか、撮りたいのだが、やったら明らかに不審者なのでやらないでいる。

食器の音がきこえたから、いまだに住んでいるのである。

中も見せてもらいたいなぁ。いつか取り壊されたら二度と復元されることなんてないだろうから。

 

三戸町貝守の廃屋。

茅葺トタン屋根がめくれた廃屋。

その構造はどうやら釘で打っているだけらしい。

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はがれたトタン板の覆いは庭に転がっている。

 

大好きなgoogleストリートビューに2014年の写真が載っていた。

当時も廃屋であったようだが、この様子だと、相当昔に人が去った模様。

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三戸市貝守の稲荷神社。

十和田湖に向かう国道454号線を山の途中で左に曲がり、県道216号線を行った先で見かけた稲荷神社。

お祭り以外はひっそりとしているタイプに神社に違ない。

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ひっそりしているわりに、雑草が伸びていない。どなたか保守しているのか。

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随所に「紅」を塗られたところが興味を引く。

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意外と最近屋根を替えたのではないかと推測する。ボルトが新しい。

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この感じがFA31らしいと思う。

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板張りの屋根が床下に残されている。捨てないで、なにかのためにとって置くんだよね。

 

【貝守集落の感想】

本日6/27、八戸市は海側から霧が上陸してきて、突然気温が下がる現象に見舞われた。

「ヤマセ」と呼ばれる現象らしい。これは6月から8月にみられる。

東北の太平洋側の地域は、古くからこの「ヤマセ」と呼ばれる冷たい東風で農作物を育てるのにはやや不利らしい。三戸もそこに該当する。たしかに牧畜、畑の割合が多く感じ、ニンニク、葉タバコ農家をよく目にした(水田もないわけではない)。先人の知恵か、比較的冷害に強い農作物の生産にずっと前からシフトしているようである。

貝守集落は山がちだが、クソでかい武家屋敷のような民家が多数残されている(残されているというよりいまだに生活が続いている)。その多くは農家だ。これまたクソでかい納屋があるので間違いない。

このようなくそでか武家屋敷的建物は、三戸がダントツで多い。南部藩の名残なのか、少し興味のあるところだ。

ただし、よそ者討つべし的な閉塞的社会構造の香りがプンプン漂ってくる。有利な土地はすべて有力者(先住民)の所有物であろうし、新参者が付け入る余地などないのである。そもそも、ここに新たに入ってこようとする人はいないだろう。

よって、脈々と受け継がれてきた地域の構造は、今後も変わることなく、後継者のいるうちは続くのだろうと考える。過疎集落の行く末は、どこも同じか。

 

 

 

 

八戸市街の気になる建物。

本八戸駅から歓楽街へ向かう県道23号線を歩いているとやたら気になる建物。

今日調べてみたら、八戸酒類という会社の建物のようだ。

google mapで見ると、本社の横にある、八鶴工場。その裏側というわけだ。

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この八戸酒類という会社、1944年(昭和19年10月)に戦時下の企業整備令でそこらにあった酒造メーカーが統合されてできたらしい。

さらにたどると、統合前からこの地で酒を造っていた橋本家が酒造りを始めたのが1789年(天明6年)。

まちなか唯一の酒蔵〈八戸酒類 八鶴工場〉。横山大観筆のラベルに漂う品格。【八日町】8machi.com

この中にこの建物は大正13年建立と書かれている。

表は木目を出しているようだが、こちら裏側はトタンで固めてある。木造をトタンで覆ったのか、そもそもトタン張りなのか。中から見たい。

では気になる切り取られたような痕跡。まん中になにか塗り固めたような跡も。

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昔の写真を探してみた。

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国土地理院図の1961~1969年の空中写真(これが最古)によると(左)、いかにも切り取られた部分に建物が伸びていたことが分かる。隣のダイワロイネットホテルの敷地にも建物が伸びているように見える。

【追記】

1952の米軍撮影写真が出てきました。

なんか屋根がでかい気がするが、今はなくなった部分が写っている。

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なぜ解体され、今は駐車場になっているのだろう。

そして、何かを塗り固めたモルタルは!?

八戸酒類さんは見学可能で突撃したいのだが、コロナで現在中止とのこと。

すげー悔しい。

いつものように締まらない記事で申し訳ない。。。

 

【仮説】

モルタル埋めのところは酒タンクを更新するときに資材搬出搬入のために開けて再度ふさいだ運搬口と考えているのだけど、どう?

鹿角のスノーシェルター。

スノーシェッドの次はスノーシェルター。

貫通させる山もないのにトンネルが現れたと驚いたらこいつだ。

『道路では吹雪対策の施設として設置される。豪雪地帯や等、吹雪が特に厳しい区間において、道路上の吹きだまりと視程障害を防止するために道路を覆う施設である。』wikiより

確かに峠のてっぺんや、ヘヤピンカーブに多い。

これは秋田鹿角~青森田子へ向かう国道104号線。

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その構造は鉄骨フレームに薄い波板外皮(鉄製、樹脂製あり)をかぶせたもので、見たままかまぼこ型をしている。いかにも軽そうに見える。

雪崩に耐え得る強度を持つのは「スノーシェッド」。

明かりを取り入れるために、ポリカーボネート窓を採用しているところもある。青いポリカ窓だと、シェルターのなかは近未来な色合いになってよろしい。

 

ここは朱色に近い赤色が美しい。こんなに鮮やかなものはなかなかお目にかからない。

通常は「公共事業です」って色。

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goo.gl


ストリートビューの歴代写真見てたら2014年に架けなおしてるみたい。

鮮やかなのも納得。

新郷村の蔵。

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青森県の田舎って木造の蔵が多数残っている。

新郷村、五戸、六戸あたりの農家に多く残っている(八戸にも市街地にちょっとある)。

めちゃくちゃかっこいい。

上に窓が付いているのが一般的のようで、二階?中二階?屋根裏?に光を入れるのが目的と思われる。屋根はトタンを張って耐久性を高めているが、初期のころは板張りだったはず。

どなたか、詳しい情報ください。