東北ツーリング、2018。【3日目-4日目 4/30-5/1】
象潟の海岸に月が沈む。
となりの漁港は猫漁港のようで、夜にもかかわらず猫とたわむれに来る人が多かった。
のろのろと荷積みを行い、北を目指す。
まずは男鹿半島。寒風山から。
海岸沿いを爆走する。
国道7号線で日の出を迎えた。もうちょっといい場所ならなぁ。
風車に重ねて。
寒いかと思ったらところどころ生温かい風が流れてきた気がする。
国道を爆走しただけんなんで、これ以外写真がないのだ。
なんやかんやで男鹿半島寒風山に到着。日本海の海岸を一望できる小高い丘?である。
なんかモンゴルっぽい(?)
始終さわやかな風の吹く良い場所だ。
早朝、人は一人二人で最高の雰囲気。
↓てっぺんに展望台とお店がある。
↓駐車場から秋田市側を見る。さえぎるものがなくて最高の景色だ。
ガスってなかったらすごいだろうな。
↓日本海側の海岸。手前の山肌と相まって、旅を感じる。
「遠くまできちまって帰るの面倒だな」と見えない横浜に思いを巡らせた。
↓男鹿半島の先っちょ側を見る写真。
↓先週山火事があったらしい。炎の走った道が見えますね。
寒風山をあとにして、次は男鹿半島の先端、入道崎を目指す。
気になるものがあれば、どんどん寄ってく。
男鹿の海は美しい。
入道崎はまだか。
特に語ることのない入道崎だが、売店のスーパーモーター内蔵客寄せなまはげ人形は見もの。
人もいないのに叫びまくっている「うおおおおおぉぉぉ。 なぐごはいねがぁぁぁぁ!!!」
入道崎の次は八郎潟に行ってみる。
秋田県の不自然な地形の部分だ。
北海道のような広大な農地である。
その中を直線的な道が通っており、観光用なのか菜の花が延々と咲いている。
八郎潟を上から見たい。
八郎潟東の山にお寺のようなものが見える。いってみようぜ。
入口探しに苦労し、さらに未舗装の急坂で、フル装備のホムセン箱がぶっこわれると思った。
そうして得られた八郎潟の写真。しかと見よ。
おもったより遠かった。。。
しかし、秋田県の農業に賭ける意気込みが見て取れる。すげえな。
国道を走っても面白くないので、山合いの上小阿仁を経由して鹿角、八幡平へ向かう。
途中偶然に見つけたんですよ。尾去沢鉱山跡。見たかったけど遠すぎるわって敬遠してたところ。
鉱山に入るコースは時間指定のよう。そんなに時間はないので、遺構だけ遠巻きに写真を撮る。立ち入り禁止なんでね。見れただけでも儲けものと考えよう。
思ったより小さいと思ったのも事実(!)
鹿角まで山を下り、道の駅鹿角で実家におくりもの。一つのミッションをこなした。
いよいよ八幡平アスピーテラインへ向かう。
やはり雪が残っていて、びしょびしょや。
↓大深沢展望台の付近。これはすごい。自然と「はーーーーーっ」と声が出た。
絶景を越えて岩手側に下る。ここも妙な雰囲気が出ている。
雲上の楽園と呼ばれた「松尾鉱山」の居住区廃墟のせいだ。
なるほど、下界がかすんで見える。
松尾鉱山は硫黄の産出東洋一だったんだけど、自然硫黄じゃなくても、精錬工程で脱硫した硫黄分で事足りるから、需要がなくなっちゃたんだって。
詳しくはふもとにある松尾鉱山資料館で聴きこもう。
岩手山と長尾廃墟。
廃墟をさいごにして、なんだかむなしい気分で目的は達成された。
体力・精神的にはまだ余裕があったんだけど、明日から東北は雨が降るってんで、帰ることにした。国道4号線は東京までつながっている。これにきめた。
カフェインを焚き焚き面白くもなんともない国道を南下する。
もちろん写真なんぞとっちゃいないので、記憶ダイジェスト、まとめました。
まあ、、、福島でテント仮眠したってだけの話なんだけどね。
美しい東北の山達、広大な農耕地を見てきた。また来ようと思える素敵な景色ばかりだった。
東北ツーリング2018。完。
次回!富山ツーリング2018。こうご期待!(気が向いたらね。)
追伸
ダイジェストに「Gペン(タチカワ)」を使ってみた。初めてのGペン。
めっちゃ細かく描ける。紙がコピー用紙でにじんじゃったけど、ちょっと楽しいかも。
線に個性を出せそうなので、成長にご期待ください。