セロー225Wにワイド・ステップを付けるぞ!他
セローの第三次改修を実行するぞ!
今日のメニューは3点!
1.ワイド・ステップの装着
2.ハンドル・バー・ライズ・キットの装着
3.可倒式ミラーに換装。
まずは心配の多いワイド・ステップから実行するぜ。
ワイド・ステップはあんまり選択肢がない中で、DRCのワイド・ステップ(一番安い)を選択。なかなか情報がないのですね。ということでこの記事を書くわけです。
この商品、セロー225後期型(WE)用しか存在せず、初期型用は探したけどなかった。
調べていくと、どうやらセロー初期型と後期型のステップの違いはピン径(8mm→10mm)とステップ・ブラケットの肉厚(詳細不明)が変更になっているらしい。
そんな形変わらんやろ、と軽い気持ちで購入した。。。。
ステップ交換のために純正部品を追加でいくつか購入した。
1.225WE用のステップ・ヒンジピン(10mm)2本
2.225WE用のステップ・スプリング 2個
この際、ブラケットごと換装してしまう案もあったけど、左右で15000円は超える高額部品なので、やめた。
まず、簡単そうな右ステップからいく。見てくれこのノーマルのクソ小さいステップを。
これじゃ、足も落ちますわ。
大きさの比較をしてみた。
こりゃ期待できそうですわ。
ステップのヒンジピンのコッターピンを抜く。ニッパーでくわえながらてこの原理を使えば難なく外せる。
右ステップのヒンジ穴。こいつはセロー225Wなんで、8mmピン用の穴が開いている。
これを10mmに拡大してやろうという魂胆である。
セロー225Wの内径は8.30mm。
DRCのワイド・ステップの内径10.01mm(塗膜込)。
セロー225Wのピン径、7.86mm
セロー225WE用のピン径、9.91mm
2mm違うとだいぶ太く見える。しかし、8mmピンにある先端のテーパーがスポイルされてしまっているのは悲しい。しかもよく見ると長くなっている。測ってないけど。
いよいよ開口する。ドリル径は10.12mmくらいだったかな(じつはインチのドリル)。
最終的に径は10.30mmまで拡大した。
ここまでは大して問題はなかった。いよいよ取り付け!の段階で、スプリングの形状が違うことが判明。
下の写真の左が225WEのもの、右が225Wのもの。中央は似せて自分で曲げたもの。
これはそこそこうまくいった。
いよいよ取り付けた。やっぱりピンが長い模様。
ヘッド側にワッシャーを2枚足して微調整。いい感じになった。
いよいよ左ステップにかかる。なにかうまくいかない雰囲気がある。
ドリル作業に邪魔なので、シフト・ペダルのボルトを緩めてぶらぶらさせておいた。
さっきの件もあったので、スプリングを見比べる。
やっぱり形状が違う。。。
下の写真はどちらも225Wのスプリングだけど、左右で形が異なっている。
当然225WEのスプリングも形が違う。
こちらも開口はうまく行った。
とりあえず、あてがってみるか、、、、
ん?ピン穴があわなくない???
可倒もしない感じだぞ??
DRCステップの端の部分が干渉して、ピン穴が合わない模様。
ご自慢のマキタのグラインダーで削る!一心不乱に削る。写真を撮り忘れるほどに!
削ったのは先端と、コーナーの部分。
すいません、先端を削りすぎちゃいました。。。。
哀れ、下を向いたステップ。悲しい。
ステップの先端はストッパーを兼ねているから削りすぎちゃだめだよ。
しかしひらめきの神様が下りてきた。
削りすぎたなら、ブラケット側を増せばよくない??
ステップを水平に保って、隙間を図ると丁度3mm。
この隙間にあう3mmの何かがあれば、水平を保てる。
ホームセンターに駆け込んで金物コーナーを物色したら皿取りしてある3mm厚の鉄板を見つけたので購入。あとM5の皿スクリューとナットを買った。
鉄板をグラインダーで切って部品を作る。
あと、ブラケット側にも取り付け穴を開口した。
こんな感じ。さび止めのため、黄色いプライマーを吹いた。
ここが奇跡的!もとから軽減孔のようにくりぬいてある。だからナットを収めることができた。これがなかったらどうしようもなかったぜ。
困難を乗り越えてステップがついた。やったぜ。
しかし完全に可倒はしない模様。そういう仕様なんかな。
ステップは終わったんで、ハンドルを高くするためにバー・ライズ・キットを入れる。
ZETAのやつ。19mmアップ。これは直ぐに腐りそうな雰囲気。
これでスタンディングで前かがみにならなくて済むだろう。
最後に可倒式ミラー。この15mmナットが締めにくい。
なかなか端正になってきた気がする。
ライダーはいまだにオフロードのコスプレの域をでないが。