RAWイメージング。

実は全部JPEG撮って出し。

白根三山縦走。【2日目 8/13】

2:50分起床。
近くのテントのコッヘルの音が目覚ましとなった。
とりあえず湯を沸かす。何を食ったかは覚えていない。
05:00出発。
ルートは左俣コースを選ぶ。
とりあえずは白根御池小屋を目指します。
樹林帯は薄暗く、昨日の雨でジメジメしていた。

しばらく登ると、朝日が差し込んできて、山が目覚めた。苔の緑がすごく綺麗だった。


昨日の雨の影響で水が出ている。冷たかった。

7:20、さほど苦労もなく白根御池小屋についた。
そういえばさっきから沢沿いに荷揚げのヘリが往復している。
荷揚げの現場に遭遇できるかも!?と思って小走りに行ったのだ。
小屋につくと小屋番が姿勢を低くしてその場で待機するようにジェスチャーを送ってきた。


東邦航空のAS350ヘリがやってきた。

ダウンウォッシュをもらいながら見ていた。荷物の切り離しがとても速い。
豚丼の素のダンボウールが大量に運ばれてきた。ヘリによる荷揚げは1か月に2回ほどで、今日立ち会えたのは非常に運がいい。
小屋番3人で必死に運び入れていいる。
「もう来ちゃうぞ!!」「やばい!!」と非常にせっぱつまっていた。
見ているだけでは申し訳ないので勝手に手伝わせてていただいた。

6往復分の荷物を小屋に蓄えた。しばらくは安泰だろう。
最後に燃料ドラムが小屋の裏に空輸されるのだが、これがすごい。
小屋は傾斜地にあって、針葉樹がたくさん生えている。燃料を下すポイントも見る限るとてもせまそう。
ローターがぎりぎり、ポイントがシビア、それでもやってのけてしまうパイロットの技量に惚れ惚れする。
最後にはわざわざ手まで降ってくれて、サービス精神も忘れない。
いいものが見れた。

白桃ソフトをごちそうになりました。白根御池小屋のお姉さん、ありがとう。

小屋前に詰まれている荷物が空輸されてきたもの。小屋の玄関にもたっくさん詰まれている。
奥に見える北岳。いいね。
アイスを食べながら休憩していよいよ出発です。

小屋の隣に白根御池という池があるのだが、ただの田んぼのようだった。

草すべりルート。下りなら滑りたくなるような感じ。わかる!

草すべりから見た白根御池、鳳凰三山

近づきつつある北岳。空が青くて良かった。

さらに高度を上げる。人が入るとスケールがわかりやすい。

小太郎尾根の向こうに富士山。余談だが記事の下書きがここで消える。せっかく書いた文章がパア。よって以下無気力。

パノラマ。向こうに八ヶ岳連峰も見える。てかiPhoneの写真はほんときれい。オリジナルで見てね。

北岳肩の小屋。

鳳凰三山。とんがった岩が地蔵岳オベリスク。尊仏山荘の主人いわく「登れる」。

肩の小屋、小太郎尾根、甲斐駒。

山頂へ向かう。鎖場、全然怖いことはない。
そんなこんなで北岳山頂に着いた。

北岳から間ノ岳に向かう縦走路。山を歩いている気にさせてくれる。素敵。
途中に北岳山荘が見える。そこまで行きます。

13:10北岳山荘に到着。
チェックインしたときに熊の目撃情報が入ってきた。バットレス下の右俣コースらしい。おお怖い。
ここ北岳山荘は下からポンプで水を引いていたはず。冷たい水がたくさん使える。

テン場は段々になっていて収容数が多い。だがどの場所でも快適、というわけでもない。いい場所は速く埋まっていく。


テントをはった。
地面がゆるくてすぐにペグが抜けてしまう。先人が置いて行ったでかい岩を活用させてもらう。
なんとステラリッジ123がそろうという珍事。

隣の三重から来た体格のいいあんちゃんと話したりして時間をつぶす。
とにかく穏やかな風景の中、だらだら過ごした。
何時に寝たとか全然記憶にない。

夕日を見た記憶もない。いやたしか雲が出てきて見えなくったんだったかな。
とにかく、2日目は天気が良くて最高でした。

3日目に続く。。。