RAWイメージング。

実は全部JPEG撮って出し。

マックパックのリバレイターハーネスシステムは失敗作ではないか?

お世話になっているマックパック カスケード65。
最強の素材「アズテック」は、登山では実に頼もしい。
かっこもいいし、いいことは多いのだが、ハーネス!お前だけはダメだ。

これがメーカーのうたい文句。
この「エレベーター・ピボット・ポイント」なんかは理にかなっているように思える。
尻の筋肉の動きを妨げないための工夫だが、理想と現実が違いすぎる。

黄色の線が僕が書いた「実際」。
ちょっと下に描きすぎたかなと反省はするんだけど、こうなんですよ!
売りの「エレベーター・ピボット・ポイント」の剛性がなさすぎて、重量に負けてしまう。
結果、ピボットポイントが下がって、ザック全体が下がる。腰で背負うというより、腰にぶら下げる感じになる。
その負荷が肩にかかって肩が痛くなる。
やっぱりザックは腰で背負って高重心、が好みなんだけど、背中で背負うしかない。
後ろから見ると「ザックの調整を知らない奴」見たいに見える。

さらに、ハーネスの調整のマニュアルに従って調整するんだけど、「ショルダーハーネスの付け根が肩のラインから5cm」
と「ラダーベルトが鎖骨から指2本分下」がどうしても両立できない。いっても4本くらい下で調整不可になってしまう。
日本人体系には全然合わないのではないかと思います。
その調整マニュアルもなかなか分かりにくくて、触れられないバックルもある。
このザックを飼いならすには、相当の苦労が必要です。

まあ、昔の人はキスリングの加重を肩だけで背負ってきたんだから、それくらい我慢しろっていう考えもあり。
もうあきらめてこっちにシフトしつつある。

ゴールド・ウィンさん、見てたらなんとかして!