タウンメイト90(T90D)のシート張替え
【あらすじ】
シート張替えをしたくなかったkakutenは、カバーをかければいいじゃん、カブのやつ似てるし使えるんじゃない??とホンダ純正「08F80-KWV-000」(1700円!)を購入、しかし無慈悲にも厚みが全然違って寸足らずであった。
レジ袋をいつまでもかぶせておくのはあまりに屈辱!ついに怒りのシート張替えを決意。果たしてどうなるのか!!?
いよいよ本編です。
2002年製造のメイトくん(4NMA)のシートがついに破れてしまった。
メイト君を買ったのが2016年2月だから、4年間ずっと直射日光にさらされていてカチカチになってしまったようだ。仕方ないね。
シート張替えやってみようぜ。
んなわけでNTBさんのシート皮CVY-05を購入。モノタロウで1529円(税込み)だった。元のシートのように一枚ものかと思っていたら、縫い目ありのものであったが何の問題もないだろう(裂けなきゃいいけど)。
タッカーは会社のを借りてきた。MAXのガンタッカーTG-Aである。
内部ハンマーでステープルをたたくタイプ(ゆえにガン、か)のようで、いくらハンドルを握る力を強くしようが、押し付けを強くしようが、無意味である。すべてはハンマースプリングにゆだねられている。
ステープルも定番MAX T3-6M。170円くらいだったかな。
6M=足が6mmなんだけど、打ち込むシート樹脂の厚さが4.9mm厚位しかない。
貫通してシート皮に穴をあけるんじゃないかとビビるんだけど、シートのウレタンクッションが守ってくれそうだったんで気にしないことに。
ちなみに3mmくらいのものを探したけれど、産業用ステープルでは6mmがスタンダードで存在しない模様。だからみんなT3-6Mなんすねぇ。
しかし旧針抜いてると明らかに3mmくらい。
どこでその針を手に入れたんだヤマハさん。。。
↓さびてるのがオリジナル。白いのがT3-6M
まあいい、作業を続けるぞ。
とりあえず破れシートにT3-6Mを打ち込んでみる。
最初の2発は以下の通り。雲行きが怪しい。
しかしその後、タッカーを直角に当てないとこうなることが分かった。
皮をはがした。
とても湿っている。エアコンの直下で乾燥させることに。
ウレタンはそのまま行けそう。
分離できるんだ。知らなかったぜ。
得意のしりすぼみで完成まで写真がない。
要点は
①ネットに書いてある通りウレタンをごみ袋で防水する。
②ネットに書いてある通り前後仮打ち、左右仮打ち、からの対角線打ちする。
③気に入らなければやり直せる。
④狭いところはタッカーが入らないのでタッカーで適当打ち、その後ドライバーで押し込むほなない。
なんだかんだでできたんですよ。
NTBさん、採寸ばっちりでびっくりしますわ。皮の厚さも柔軟性もよくて、次回もお世話になります、といった感じ。あとは経年劣化のスピード次第ですがね。
ここで変に慎重な自分は、タッカーの仮打ちとかやり直しで空いた穴が気になって仕方ない。古いステープルだったときのさびさびも気に食わない。
思い付きで木工用ボンド(速乾性)でシーリングしてみる。
「地球での速乾性というやつは言葉で言うほど速乾ではないのだな」
有名なシャア少佐もこういうだろう。ってのが感想。
そうそう、しわが気になるときは皮どうしアロンアルファでよくくっつきますよ。
ヒンジの金属同士こすれるところにグリスを塗っておく。ゴムブッシングに接するボルト軸にグリスが付着するとよくないと思う。
本日最後のチャレンジ。
下り坂で尻が前に滑っていってしまうので、シートヒンジの下にワッシャーを3枚ずついれてシート全体を後傾にしてやろうという魂胆。
我ながらうまくいきました。