RAWイメージング。

実は全部JPEG撮って出し。

PENTAX K2 不具合報告その2 「露出計が常時作動しない」

その1は感度設定ダイヤルと露出補正ダイヤルの固着の解決策ということにさせていただきます。
今回発生したのは「フィルム巻き上げレバー半開きで露出計が作動しっぱなしにならない」というものです。
ホントに焦ったんだ。証人だってちゃんといるぞ。
一生現役でいてもらうためにこの機能は絶対必要なだけに衝撃も大きかったです。

さて、色々あったのはさておき、解決策を見つけたので記しておこう。K2ファンの参考になったら光栄です。
そもそもフィルムレバー半開きってなによ?

右図の状態です。正式な呼び方は知らないがここでは「半開き」ということにしていただきます。
この状態でシャッターボタン半押しすると露出計が作動したままになるのが正常です。
それがその都度シャッターボタンを押さないと作動しなくなってしまったわけです。


半開き状態では何が起こっているのか?シャッターボタンをはずしいろいろいじっているうちに「なんかアームが飛び出している」のに気が付きました。どうも変化はここだけみたいです。

常時露出計作動は、このアームによってシャッターボタンのカムを押さえることで半押し状態に保持していただけなのです。指で押さえる代わりにアームがおさえていたのですね。

ということはこのアームがカムにかかっていないのでしょう。かかるまでスペーサーがあれば解決するはず。

早速作成します。時間がありません。今回は「小さいアクセサリーをぶら下げるリング付ラインネックストラップ(HAKUBA製)の梱包材」を使用します。プラ板のようなものならなんでもいでしょう。
右から二番目のが作ったスペーサーです。これさえ入れば正常になるはず!

シャッターボタンの組み付けはねじの長さに注意です。写真のようにねじを入れれば大丈夫でしょう。

やっと露出計作動直りました!!!なんという達成感!!たまりませんなぁ。
絶望感を味わっただけに感慨もひとしおです。

トいう訳でK2、これからもたのんます。