RAWイメージング。

実は全部JPEG撮って出し。

初めてのモノクロ現像。


PENTAX-M50mm F2.0(フィルターなし)の試写にネオパン100 ACROSを使用したので、どうせなら現像もやってみようという試み。
一式集めると結構高くつく。
現像液はミクロファイン。現像時間約10分(もたもたロスタイム有)


現像中の写真も撮ろうと思ったが無理だった。そんな余裕など全くなかった。
多くの人が言うとおり一番の難所はリールでのフィルム巻き取り。これに非常にまごついてしまい、
何度も巻き直しているうちにフィルムをたわませ過ぎてしまい数コマに跡がついてしまった。
また、リールに巻いた時最後のほうのコマが接触していたらしく、そこに吸い寄せられた現像液がなかなか抜けず、過現像になってしまったコマもあった。(←追記:定着できていないが正しかった)ひとつのトラウマになりそうだ。36枚撮りは多すぎる!24を復活してくれ!

パーフォレーション周りの模様は撹拌ムラらしいけどここにも現像液が溜まっていた跡があるので(追記:定着できていないが正しかった)その影響ではないかと思う。
つまりリール巻き不良だ。(下参照)

温度管理が非常に大変で、リール巻きに苦戦している最中にいろんな液温が下がってしまった。
20℃で湯煎しているからといって中の液体が20℃とは限らない。プラスチックメスカップでやったのでなおさら。
保温も一つの課題。


水洗で現像タンクを開けるときの緊張を始めて味わったが、例の失敗コマが一番先に見えたものでびっくりした。
乾燥のときには成功コマが顔を出し、全部伸ばしきると小さな反転世界がたくさん出てきて感動した。
自分が直したカメラに自分が清掃したレンズを付けて、自分で現像する。この小さな世界は自分のものだ。


とりあえず、リール巻きの練習しなきゃ。


おまけ:自分はリール巻きの練習に現像済みネガ(失敗作)を使っていたのですが、
未現像のフィルムと触った感じが全然違いました。
現像済みのは硬く、未現像は柔らかい。だから折り跡を付けてしまったのです。
未現像の練習用フィルムを用意したほうがいいでしょう。