はじめてのユーザー車検。
勤労者諸君が汗をかいて働いている今日、僕はというと有給をいただいた。
「ユーザー車検」ってやつに挑戦したため。
オートバイの車検の満了が近づいているいるにも関わらず、まだいいやとほかっていたら「え、あと一週間!?マジっすか!?」というのが事の発端だ。今週土日は天気が悪いし、来週は忙しいかもしれない。
昨日思い立って休むことにさせていただいた。有休にルーズなのがうちの会社のいいところである。
初めてのユーザー車検。
ネットというものは非常に便利なものである。調べればいくらでも出てくる。
次もユーザー車検にするだろうから、記録に残しておこうと思う。
【書類】
・車検証
・自賠責証明書(新旧が必要)
・軽自動車税納税証明書(継続検査用)
・定期点検整備記録簿
【書類(車検場で調達)】
・自動車検査票
・自動車重量税納付書
・継続検査申請書
【必要なもの】
・印鑑
・バインダー(必須)
【事前準備】
お恥ずかしながら、前日に思い立って準備を始めた。
☆どこの車検場か?
神奈川県内にも車検場は4つくらいある。好きなところに行っていいわけではなく、ナンバープレートの地名に該当する検 査場に行かなければならない。私の場合「横浜」だから神奈川運輸支局、「湘南」なら湘南自動車検査登録事務所。とおもったら継続ならどこでもいいんだって。近いから同じになると思うが。
ナンバープレートの地名はここからきていたのか…なるほど。
1.ユーザー車検を行うには事前予約が必要。
国交省の「自動車検査インターネット予約システム」から予約を入れる。まずユーザー登録。
登録するとただの英語と数字の羅列のIDが与えられるので、これでログイン。
予約を入れるとき、ナンバーとか車台番号とか要求されるので、車検証がなければまず予約できないと思ってよい。
検査時間を指定する。4ラウンドに分かれていて、自分は3ラウンド(午後一)を選んだ。その時間中に受付・受検をしろというもの。
※駆け込みも行けるだろ、と思っていたけれどレッドバロンで「予約がないとまず無理ですね」といわれてあせった。申請書に予約番号を書くところがあるからだろう。前日の18:30、お役所仕事だから万事休す、と思ったら予約できた。ヤター!
2.書類をそろえる。
・車検証はもちろんあり。
・自賠責が良くわからなかったのでレッドバロンで更新。13,640円。証明書も即発行してくれる。
なんか車検場内にも更新するところがあるらしい。
・軽自動車税納税証明書は5月にセブンイレブンに払った記憶があるが捨てたらしい。まずい!
車検予約が午後イチなので、午前中に区役所で発行してもらうことに。「車検用の軽自動車税納税書」といえば無料で発行される。
・定期点検整備記録簿
24か月点検の実施記録簿。じつは車検のあとでやっても良い。ネット上にフォームが転がっているので会社で印刷。
点検しながらチェックを飛ばす。サービスマニュアルを持っているので点検法はわかる。
鬼門の光軸調整。ネットに確認方法があるのでそれにしたがってやってみた。
ちなみに、DAEGのサービスマニュアルには
(要点)
ハイビームの場合、モーターサイクルに運転者が乗ってスタンドをはずした状態で、
最も明るいポイントが水平よりわずかに下にこなければならない。
と書かれている。
3.点検・整備
ちゃんとまえもってやらないと大変。交換部品がなくて良かった。
【当日・神奈川運輸支局】
1.上記のとおり軽自動車納税証明書を区役所でもらってきた。
2.車検場に入場。適当な駐車場にとめて3番の建物にて書類と印紙を買う。
キレイなお姉さんが印紙が張られた状態で渡してくれる。
3. となりの建物に行き継続検査申請書を買う。
4.さらにとなりの4番の建物で納税証明書を提出する。旧車検証にハンコを押されて、納税証明書は回収される。
5.むこうの2番の建物の7番窓口で書類に記入・受付をする。継続車検の記入例に従って記入するが、継続検査申請書の途中「鉛筆で書け」というところがあるので注意。自分はうっかりボールペンで書いてしまったが、許してもらえた。
書類を提出する。ここで定期点検整備記録簿の提示を求められる。通って内心ほっとした。
6.いよいよ検査場に入場。オードバイは5台くらい並んでいた。ほかの人のラフな格好にびっくり。みんなノーヘル、短パン。公道じゃないからぜんぜんOK。
【さあ、車体点検だ!】
列に並んでいると検査員が順番にくる。正直に「初めてです」というとおじさん指導員がついてくれる。
「俺がやったほうが早いんだけどねwww」と軽口を言ってくれる。ちょっと緊張がほぐれた。
1.外装点検
全周をみて、灯火、ホーン、走行距離とかさっとみられる。ここまで検査建物に入る前である。
なんとここで不合格!ナンバー灯が切れていた!
「検査後、改善してまた来てください」と言われる。いいさ、どうせ光軸で不合格になるんだから。
ほら、前のZX-10のひとが光軸不合格だ。
2.ここから指導員のいいなりでよく覚えていない。
前後ブレーキ、メーター40km/hでフットスイッチ離す奴、光軸、排ガス測定をやる。というか私はまたがって指示を待つだけ!試験自体は簡単なのだが、機械の操作が分からんので、素人は指導員に任せるべき。
なんと壁に線を引いて調整した光軸は一発合格!!やったね!
というわけで、要改善はナンバー灯の球切れ。
【修理】
球を外そうにも車載工具、光軸調整用に持ってきたロング、両ドライバーともに大きすぎて回せなかった。
しかたないので目の前のオートバックスで細身のドライバーと球を購入。
修理は完了した。
【再検査】
もいっかいラインに並ぶと外装点検の人が覚えていてくれて即合格、Uターンして2番の建物に書類を提出した。
待つことものの数分、ステッカーと車検証が交付された。
今回の費用。
自賠責 13640円
車検場で購入した受検セット5500円 (うちわけ 重量税印紙 3800円 検査登録印紙 400円 審査証紙 1300円)
登録番号申請用紙 20円
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ここまでの小計 19160円
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ドライバー 338円
球(2個セット)216円
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合計 19714円!
前回の代行車検の金額は 55410円
35696円もお得!!!
このお金で車載工具を充実させてもバチ当たらんよね!?