RAWイメージング。

実は全部JPEG撮って出し。

佐渡島ツーリング、2016年。【初日 7/20】

さあ、重い腰を上げて書くとしよう。
2016年、佐渡島ツーリングだっ!!

今回は一味違う。原付2種での長旅だ。これは自分の中でいまだ経験のないこと。
さらに初の「陸路のない離島」、フェリー(佐渡汽船)への乗船が必要となる。予約、、、めんどい。。。

ではブリーフィングに入ろう。
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諸君、しばらくぶりだな。
君の最後のロング・ツーリングは2014年4月の「九州ツーリング」である。
あれから2年が立つ。
忘れかけた「未知への探究心」と「地図上の征服欲」を満たす時がやってきた。
2016年7月2日から始まる電力休暇を利用し、未開の地、佐渡島の偵察を行う。

ウェイポイントの設定は以下の通りだ。
【上陸ルート】
横浜→東京→埼玉→栃木→福島→新潟・直江津港

【目的地点】
佐渡金山
宿根木の街並み
大野亀
二ツ亀
佐渡スカイライン
片野尾棚田
小倉千枚田
岩首昇竜棚田

【帰還ルート】
小木港→新潟→長野→山梨→神奈川

今回も時間にとらわれないテントを利用する。無料キャンプ場を活用してほしい。
また、未知の孤島であるため、夜間ガソリンスタンドが閉まる恐れがある。前日のうちに給油を済ませておくこと。
今回は航続距離実証試験を兼ね、メイト90に搭乗してもらう。
低速巡航になるため、トラブル時の早期帰還は難しい。車両整備を怠らないこと。
以上、健闘を祈る。
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そう、途中での故障が一番怖い。
それはどの旅でも言えることなのだが、今回は「自分でクランクケースを割って4速化した原付」である。不安もひとしお。

前日は整備をした。積載量アップのため、前かごもつけた。(新聞屋の様相である)

2016年7月20日 01:53 出発。オドメーター18847.3km。

あーでもないこーでもないして荷物を積み込んだ。

いつもの道で246号にのり、ナイトクルージングを楽しむ。クルージングというには車速が足りないかな。
線香臭い赤坂を抜け、4号線に合流、北上する。なぜか路面が濡れはじめ、雨の匂い。
やっぱり途中越谷で豪雨に降られる。
運悪く初日からカッパを着た訳だが、ゲリラ豪雨だったようで直ぐに止んでしまった。なら降るなよ!と思ったことを覚えている。

4号線が曲者で、車速がとんでもなく速い。トラックもびゅんびゅんしてて肝を冷やす。
ここは高速道路ではない。正しいのは自分のはずだ。俺のメイトは70キロしかでないのだ。

そのままあまり面白くない4号線を北上し続け、
埼玉の中途半端な田んぼが終わり、大規模なきれいな田んぼが目に留まった。ここは栃木県矢板


線路と相まって、美しい。朝の色が良く出ている。
しかしなぜこんなに傾いた写真になったんだろう。

これも栃木だったかな。戦前の原風景のよう。

その後、49号線にて猪苗代湖の上戸浜に寄る。てっきり海だとおもったのは内緒だぞ!


この猪苗代湖北東の湖岸の田んぼがグレイト。夏を感じる。

そのまま49号線で会津若松、阿賀、阿賀野、と西へ向かう。
たしか、会津若松と阿賀の間に峠があって、あまりの眠さに仮眠した記憶がある。日差しがあつかったなぁ。

13:30くらいに新潟についた。

明日乗る予定のフェリー乗り場に予習に行くと、窓口のお父さんが「今日天気いいし、乗っちゃえば?」と提案。
出発は16時30とのこと。十分いける。乗ることにした。
空いた時間で腹ごしらえにと、政ちゃんの「特急かつ 1080円」を食べる。かつ丼なんだが、卵でとじてなくて、甘いたれがかかっている。
手羽先みたいな感じの甘いたれ。これがそこそこ早くて非常に美味しい。写真がないのがRAWイメージング。クオリティである。
店内はベテランが多くて、活気のあるお店でした。また行きたい。

15:30くらいにフェリー乗り場に戻るとCB750が一台停まっていた。なんと横浜港北ナンバーである。

話を聞くと朝8時に港北インターに乗ってきたとのこと。高速なら7時間早くつくわけである。あの豪雨にも振られずに済んだろう。

16:10くらいからフェリー「おけさ丸」に乗り込む。ドキドキ。

誘導員がたくさんいて、心配はとり越し苦労だった。余裕である。

船が出る。本州を離れる。

フェリーは2時間半の航海、その間はフェリーをうろうろして写真を撮ったり、飽きずにずっと海を眺めていた。






フェリーは国道35O号線なんだって。

未知の島、佐渡島が暗雲を引き連れて迫ってくる。なにが待っているのだろう。


両津港についた。思ったよりさみしい!栄えてない!写真もないぜ!
18:30ともなると、天気と相まって薄暗くなってきており、寝床の心配になってくる雰囲気である。

今日は無料らしい「赤亀・風島なぎさ公園」に幕営しようと、海岸沿いをずいーっと走る。

到着すると夫婦が一組、ポツンとテントを張っていた。
非常に静かなキャンプ場(シーズンじゃないし)で、良く眠れた、とメモには書いてある。

晩御飯は、新潟港のコンビニで買いこんできた物を食べた気がする。
こうして、初日は終わった。
明日はどんな天気で、どんな光景が待っているのだろう。