RAWイメージング。

実は全部JPEG撮って出し。

RAW天文部活動報告。-K2編-


実家に帰る目的の半分を占める「天体撮影」を決行。
場所、静岡県の山間部。
実家は山の間にあるため視界がよろしくない。少し高みに出る方がよいだろうか。
迷わず選んだのがちょっと登ったところにある集合墓地。若干視界が開けている。下よりは良いはず。
機材、PENTAX K-7及びPENTAX K2とリバーサルフィルムPROVIA400X。相変わらず貰いもののビデオ三脚。
リバーサルフィルムには大いに期待。レンズは「M35mm F2.8」。ホントはM28mmF3.5が画角的によかったがあいつは信用できない。今回は落選になった。
12月28日、午後20時19分。快晴。
北極星に向けK2露光開始。遅れて3分後K-7露光開始。K-7はキットレンズ装着、20mm設定、換算30mm。ISO400。気持ち、すごく楽しみ。
13分47秒露光後、K-7のシャッター下ろす。長秒時ノイズリダクション処理に10分近くかかる。
結果を見て唖然。
昼じゃないか!真上のほぼ満月が笑っている。憎い!下の写真はだいぶガンマ下げてます。

ピントも合ってない…無限遠のピント調整ってやっぱり難しい。
約14分でこれだ。一時間露光予定のK2のほうは言うまでもない。

わお、やっぱりだ!むしろ思ってたよりひどい!
こんな明るい月の下では本が読めます。

しかしフィルムカメラは良くも悪くもその場で写真の確認はできない。興味本位とかすかな希望を信じる心から今度は南に向けて1時間露光を行う。タイムマシンがあるなら「やめなさい」とアドバイスしたい。
その時の写真、
が、なぜかアップできない。上のと同じになっちゃうな。
一応短時間露光のものも撮っておいた。

大星雲の赤はよく映る。さすがフィルムだ。
別日、家からも撮ってみた。冬の大三角形。ちょっと宇宙を感じられるだろうか。屋根まできちんと写ってしまっている。

その後、オリオン座の動き。露光は適当にやった。なぜなら温水器のトラブルシュートの片手間だったからだ。

そういえば、いつか実家に帰った時もネガで写真撮ったけな。

あの時程興奮しないのはなぜだ!?

今回のK2天体撮影は、「う〜ん」に終わった。
いろいろ甘かった。失敗の確認のために金を払うとはこういうことかと実感。
でもスリーブを見ているといい気分なんだな。

追伸:18枚目でK2がジャムって残りの6枚がお釈迦になった。