山陰ツーリング、2012。【まとめ】
山陰ツーリング。のまとめです。
横浜から岐阜へと西に近づいたのをチャンスと考え、本州の西端まで向かうことにした。
滋賀、福井、京都、兵庫、鳥取、島根、山口のほんの一部の道だが、走り抜けてきてまた一つ世界が広がった。
いつも思うことは、「朝焼けはいつ見てもきれい」。
希望で胸がいっぱいになる。すべてのツアラーは同じ思いでしょう。
そんな希望に満ちていた滋賀琵琶湖畔の水田からK-7は稼働を始めた。
本当にきれいだったフジムラサキ色。旅の成功の予感を感じずにはいられず、奇声を発しながら福井に向かったのを思い出す。
福井は置いといて、島根県松江城内。きれいな花、としか言いようがなくてごめんなさい。
確か山口県長門市。この時道に迷って困っていた。さまよった先で土産屋の主人にお世話になったわけだ。
地面の穴ぼこは実はただの水たまり。
仙崎漁港の日の出。隣の競り場のフォークリフトが騒がしい。DA12-24とカスタムイメージ「リバーサルフィルム」。コントラストは高めがいい。
萩市の少し古い町並み。雨の絶望から束の間解放されて50mmが役に立った。萩市はゆっくりした雰囲気がとても魅力的。
山口県の秋吉台カルスト台地。日本とは思えない空間に「旅」を感じる。ここは通るべき。
あ、これは遊歩道です。
なぜか恒例のセメント工場。宇部興産の宇部は山口県宇部市から来ていたようだ!
角島の灯台を昇る階段。狭く急で段数がすこぶる多い。下りの人が「まだまだですよ」とか言うので昇りチームは大ブーイング。声が響きます。
岐阜に戻ってきた!つま先から首までずぶ濡れ。ふろにも入ってやっと気持ちが緩んだ時の夕雲。
まとめ
無茶をするのは好きだけど、無茶を続けられるほど私の心は強くないのだと悟ったツーリングでした。
パンクしかけの後輪、真っ黒な夜道、心もとない残燃料、土砂降りの雨。
この旅の前だったら「これごときでけっつまづいているようじゃ旅人は務まらん」と強がっていたでしょうが(あくまで強がりです)、旅後は「雨なら宿でやり過ごせばいい」位まで私の心は伸び切ってしまいました。自分探ししていたわけじゃないけど見つけてしまった感じ。
がむしゃら青森ツーリング。偶然うまくいった四国ツーリング。そして反省の多い山陰ツーリング。
ツーリングは向かない、これからは民宿取ろう、とまで完膚なきまでに凹みました。
今回の修正分。
・TRIP(A)は999.9kmまでしか行かない。総走行距離を残したいならTRIP(B)を使うべき。
・雨装備、二重カッパが良いという…
・どうあがいてもカッパの長さが足りないのでブーツ・カバーを買ってはどうか?
・GPSロガー!
・ハローカウンタ
・ケータイのバッテリーの脆弱さ。
・防滴望遠レンズを買って、望遠の良さを思い出すこと。
・衣類のパッキングはジャンルごとではなく、日ごとに分けること。
・寝床。寝袋だけでは蚊が多くて人目も気になって眠れない。←小さい!
・Xバンドは完璧。バイクに荷物積むならこれを買いなさい。
・前にずれてこないようにゴムコードで固縛しなさい。
旅はもうやらないのか?
いやぁ、旅の思い出っていいことしか残らないものですねぇ。
次回は能登半島ツーリング、2012。をお送りいたします。気が向いたら掲載しますね。