能登ツーリング。2012年版　【初日・7/25】

自分にとっても「いまさらかよぉ！」という気がしないでもないが、
2012年夏休みの能登ツーリングのレポート。
恒例の装備品から！
[:W300]
※記憶に新しい頃に描いたからね。

初めてのテントツーリングだ！今までの寝袋のみのスタイルよりは人目を気にしないで寝れる（はず）。
蚊にもつよいぞっ！
キャンプ道具は一切持っていないので、テントツーリング、そう呼ぶことにしよう。

では珍しくブリーフィングを始めよう。

前回の「山陰ツーリング作戦」は失敗を経験したがいまだ優勢を保ちつつある。
天候の悪化しないうちに次の作戦に打って出ることとなった。
能登半島の偵察、および巨大水力発電施設「黒四ダム」の偵察任務である。
ルートの説明に入る。
白川郷を抜ける156号線をひたすら北上し、途中304号線に替え福井に抜ける。
その後、指令官（出張先のＳ村さん）の指示通り、能登金剛洞窟、なぎさのドライブウェイ、世界一長いベンチ、千枚田、軍艦島（見附島）、輪島朝市を偵察、最後に黒部峡谷を突破せよ。
今回の任務は偵察である。不必要な交戦は避けること。
なお、お土産の干物を入手できなかった場合作戦失敗となる。十分に注意せよ。
諸君の健闘を祈る。

そして当日…

当日4時起きの予定が5時50分に起きるという失態。一人だからいいんだけど。
とっくに日は昇っていたが、曇り。旅手帳には「飛騨は雨とか」と書いてある。
もう道は車がたくさんいた。

途中ひるがの高原「たかすファーム」のコーヒー牛乳をいただく。瓶で飲めるこのコーヒー牛乳は大変お気に入り。出張中何回も飲みに行ったもの（もっとこだわって撮れよ！）。
甘さがちょうどいいんだ。素の牛乳もとてもおいしいよ。

御母衣（みぼろ）ダム周辺

目を疑う圧巻のロックフィルダム。石を積んで作るダムで巨大な岩があり得ない高さで積まれている。
福井の九頭竜湖にも同規模のダムがあるが、こちらの方が近くて迫力がある。
えん堤にいる人がわかるだろうか。

この近くはトンネルの漏水が滑って危ないので気をつけよう。

３０４号に入ってすぐ、日本一周中のライダーにあう。えらい黒いと思ったらしばらく台風待ちで沖縄にいたようで、これから北上するそうだ。
彼のカメラで記念写真を申し出る。一人旅では撮れないもんね。
今きた道の先の情報を少し交換して、笑顔で別れる。良い旅を！！

峠は楽勝、あっという間に福井。
もわ〜

道の駅「福光」の炊き込みおにぎりが最高にうまかった。酢が効いてて夏にぴったり！
手で握ってるから空気が混ざっていて優しい感じ。
またたべたいなぁ。

特になにもないまま大きな道を走って千里浜の渚のドライブウェイにつく（道間違えたくせに）。
ここ渚のドライブウェイは砂浜がそのまま国道になっており、速度制限の標識が立っているが奇妙。
砂まみれは勘弁なので撮影だけにしました。

この辺から太陽が出てきたんだよな。あっついの！
アスファルトも砂だらけだから転けないようにね。

石川県って風力発電機が多い。
落差を超えた先に現れる風車群は旅の醍醐味と言えるかもしれない。
迎えてくれてる気がするもんね。

能登金剛。
そのうちの巌門は浸食された岩の門。詳しいことは外部サイトで！！
遊覧船が間近まで近寄ってくれる。お金を払った人だけが見られるスぺクタブル。だと思われる。
松と岩の色が日本海のイメージ通りだった。
あんまり人はいなかったな。

やっぱりあつい！

次いで世界一長いベンチ！！
屋根ぐらいつけてよ！！暑くて誰も座ろうとしなかった（司令官Ｓさんも言ってた）。
ちなみにもう世界一じゃないんだって。

あークソ暑い。

海岸を感じながらひた走る。米畑が青々していてきれい！
空が黄色になってくるのを感じながら次のポイントを目指す。
千枚田！！日が傾いてきて焦ってたどり着いたのを思い出します。
能登半島はこれがメインだと思っていた。でも、撮り方が難しくて焦ってばかりいたよ。。。

思ってたより小さい！？
これらの段々は各々に所有者がいて、札がたててあった。
有名人所有者も結構いて、デビルマンの永井豪さんのもあった。
永井さんはこの辺の出身なんだって。

各段々には竹の取水管で導かれた水が流れ込む。なるほど。