RAWイメージング。

実は全部JPEG撮って出し。

特集 〜フレディ・スペンサーのCB750F〜


※内容に誤りとあやふやな点がありますが、☆MEON☆様から詳細をコメント頂きましたのでそちらを参照ください。
現在記事を直す気力がありません。

1982年(昭和57年)、デイトナ・サーキットでのAMAスーパーバイクレースを制した車体。よって「CB750Fデイトナレーサー」と呼ばれたりする。
車体はCB750Fであるが、エンジンはRS1000のエンジンを載せているらしい。ともかく、CB750Fエンジンのカッコよさがそのままでよかった。
ライダーはフレディ・スペンサー


(無断転載すいません)
写真がいつのものかは知らないが、82年は21歳くらい。手足が長く、Dr.ペッパーが好物。冷蔵庫いっぱいに詰めてあったらしい。Wikiより。
フレディーの走りは独特で、滑らせながら走っていたらしい。実際に見たことがないのが残念でならない。生まれてないもんな…

いい。実に良い。

黒のようで黒でないエンジン。CB-Fのヘッドの形状は、知っているバイクの中で一番かっこいい。

滑りそうなシート。結構あんこ抜きされていたが、車体が高いんだろうか。
そういえば当時の写真と19のフォントが違うな。

このステッカー。必要か?と言われたら微妙だが、これがないとスペンサー仕様にならない。
すらっとしたレバー。アルマイト?純正グリップ?
フランスではなくアメリカの3色だと思われます。

かっこいいディスクだこと。たたいたらいい音がするだろう。現在の主流は穴がいっぱい開いている(下図)。水やごみの排出とか、軽量化とか、いろんな説があるが、一番有力なのはパッドへの食いつきを良くするためだとか。正解は分からない・・・
タイヤがめくれてる?

SOFT?昔のタイヤからどれほど進化したのだろう。このタイヤと現在の市販タイヤじゃどちらが良いのかも気になる。

シンプルなキャブ。ハイスロットル。スロットルケーブルの擦れが気になる。進角の制御もしていないこれくらいのがいいなあぁ。
たこあしのエキパイ。つや消しではなかった。これも黒でない。

市販車ベースなのでウィンカーのインジケーターが残っていた。タコメーターは別物に。穴開けて収めた感がある。ビスはなんだ?
スピードメータの155mphが赤なのが気になる。250km/hがMAXてこと?プラカードには「最高時速250km/h以上」と書いてあるが?
タンク・ベントホースはトリップメーターをくりぬいたところに収まっている。
あと、ハンドルバーから職人の道具の匂いがする。

オイルクーラーがタイラップで止められていた。ボルトナットは見当たらなかった…
溶接してあるんだろうな。スクリーンのためのタイラップか。
メッシュ・ホースからアメリカらしい航空機産業の匂いがする。

クラッチ。乾式なのかな?ケースに穴をあけるなんて、レース仕様は考えることが違う。

ナンバー取り付けにぶった切ったヘッドライトをそのまま使用。

タンクベント。

リアのディスクは多孔のようだ。

このコインで回せそうなのはカウル着脱用のクイックファスナー?
アメリカらしい航空機産業の…

小さいステップ。

スイングアームは黒。

フェンダー補強も上の当時の写真にはなかった。改良されていったのだろう。


生で見るCB750デイトナレーサーは使い込まれた工具のような感じだった。
くたびれているのであって劣化しているのとは少し違う。上手く言えない。
名レーサーと共にギリギリの戦いをしてきた車体はいいくたびれ方をしているなぁ。

エンジンが掛かったらもっと活き活きするんだろうな。

何年か毎に動態確認のため走らせるらしいので、ぜひ行ってみたいものです。