フィルムスキャナのニュートンリング対策。
フラットベッド式スキャナでフィルムをスキャンしている人は多いと思う。
フィルムがたわんでガラス面に当たるとニュートンリングが発生する。
フィルムスキャナのニュートンリング対策は永遠の課題ではないか。
モアレ防止の粉なんか売ってるみたいだけど、めんどくさいのは嫌いである。
だからフィルムをひっくり返して、画像反転で正像に直していた。
フィルムホルダーをいじっているうちに真ん中を抑えるとフィルムがやや平らになることを発見した。
↓押さえてない時。フィルムの真ん中が下にたわんで接触している。
↓押さえた時。たわんじゃいるけどフィルムの真ん中にも影ができた!
スキャン中に手で押さえているわけにはいかないので、ウレタンの板を真ん中だけに張り付けた。
スキャナのフタごと抑えつければ指で押さえているのと同じになるのではないか。
↓フィルムをひっくり返してスキャン。ぼやける。
↓フィルムをひっくり返さずホルダー真ん中を押さえてスキャン。うえよりはシャープだね。今のところリングもない。
※135判、1200dpiから等倍切り出し、Canoscan5600F
しばらくこれで行ってみよう。
貼りつける板を欲張って厚くし過ぎるとスキャナのランプが遠くなってエラーが出るから注意ですぞ。