八戸市街の気になる建物。
本八戸駅から歓楽街へ向かう県道23号線を歩いているとやたら気になる建物。
今日調べてみたら、八戸酒類という会社の建物のようだ。
google mapで見ると、本社の横にある、八鶴工場。その裏側というわけだ。
この八戸酒類という会社、1944年(昭和19年10月)に戦時下の企業整備令でそこらにあった酒造メーカーが統合されてできたらしい。
さらにたどると、統合前からこの地で酒を造っていた橋本家が酒造りを始めたのが1789年(天明6年)。
まちなか唯一の酒蔵〈八戸酒類 八鶴工場〉。横山大観筆のラベルに漂う品格。【八日町】8machi.com
この中にこの建物は大正13年建立と書かれている。
表は木目を出しているようだが、こちら裏側はトタンで固めてある。木造をトタンで覆ったのか、そもそもトタン張りなのか。中から見たい。
では気になる切り取られたような痕跡。まん中になにか塗り固めたような跡も。
昔の写真を探してみた。
国土地理院図の1961~1969年の空中写真(これが最古)によると(左)、いかにも切り取られた部分に建物が伸びていたことが分かる。隣のダイワロイネットホテルの敷地にも建物が伸びているように見える。
【追記】
1952の米軍撮影写真が出てきました。
なんか屋根がでかい気がするが、今はなくなった部分が写っている。
なぜ解体され、今は駐車場になっているのだろう。
そして、何かを塗り固めたモルタルは!?
八戸酒類さんは見学可能で突撃したいのだが、コロナで現在中止とのこと。
すげー悔しい。
いつものように締まらない記事で申し訳ない。。。
【仮説】
モルタル埋めのところは酒タンクを更新するときに資材搬出搬入のために開けて再度ふさいだ運搬口と考えているのだけど、どう?