RAWイメージング。

実は全部JPEG撮って出し。

本州北上ツーリング。〜青森編〜

いよいよやってきた。青森県
相変わらず海岸は奇麗だが、色合いが変わってきた。濃紺とセルリアンブルーというかなんというか。
海岸の岸壁も赤みを帯びている。さすが最北端にふさわしい様相だ。

しかし、青森をなめていた。
一つ一つの行程がすごい長い。走ってみればわかる。やはり嫌になってきた。
ここでひとつイベントを設けた。秋のライダー挨拶運動!
最近のライダーはシャイな人多いのか対向車にピースとかやらなくなっている。
「…なら私が。」そういうことだ。
なんのこたぁない。対向車に手を振るだけ。私の場合閉じたピースを額から外に振りだす「あばよっ」が持ちネタ。ライダーそれぞれの個性があっていいと思う。
気付いたライダーは遠慮気味に手を挙げてくれたり、親指を立てて見せてくれたりする。
結構うれしい。バイクに乗る者の特別なつながりが確認できた。バイクはいいぞ!もっと広めたいものだ。

海岸から向こうにかすむ海岸が見える、今からあそこまで行こうというのだ。半端ねぇ。
午後4時、左の先端竜飛岬についた。夕日までは時間がある。ここで夕日を拝みたかったが、泣く泣く先を急いだ。もう一つの岬を目指さねば。この道のりが最も辛い道のりになる。
大間崎へ行くには国道279号線を使用。この道は林を抜けていく道で、真っ暗。人気どころの話ではない。
ガス欠くらったらこの街灯のない林で寝ることになる。無理。
標識には大間90km。往復180km。ああ、コワイ。
最高燃費になるであろう60km/hで走り続けた。この恐怖は伝えたい。
微妙に峠だし。
ガソリン計は半分を過ぎて3/7になった。引き返すのも吉か、と弱気になっていると、オレンジ色の看板が出てきた。エネオス!!セルフ24!!!
タムラ石油は神スタンド第二号に認定。
恐れるものがなくなってぶっ飛ばして到着(22:30)、暗くて何も見えなくてそのまま帰ってきた。
いいんだ、到達した達成感だけあれば。目標もこれで完遂したことになる。大手を振って帰ることにしよう!来た道をそのまま引き返し途中のバス停でK-7抱いて寝た。

より大きな地図で 青森 を表示
二日目、総走行距離775Km。